世界で活躍したい障がい者アーティストの芸術活動を支援【古着deワクチン MINI版】
プレスリリース要約
日本政府主催 第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞」を受賞した「古着deワクチン」では、衣類のお片づけを通して脱炭素や子どもワクチン接種支援、障がい者の自立支援など様々な社会課題の解決に貢献し、サステナブルな社会を目指しています。
障がいがあっても自身の特性を活かし活躍できる社会の実現を目指す1つの取り組みとして、2022年の春からは一般社団法人障がい者アート協会と連携して、古着deワクチンで使用する衣類回収袋に障がい者アーティストの作品をデザインしています。古着deワクチンの販売数に応じて著作権料をお支払いすることで、世界を舞台に活躍を目指す障がい者アーティストの支援を行っています。この度衣類回収袋デザイン変更に伴いコンテストを実施し、新たに視覚障がいのアーティスト吉野公賀さんの作品「大きな愛de+」を衣類回収袋のデザインに採用。芸術活動を応援させていただく運びとなりました。
■作品「大きな愛de+」について
古着deワクチンについて私が最初に感じたことは’優しい心の好循環’です。
ご利用いただく皆様の気持ちを素直に表現できればと願いながら、作品にその想いを込めました。
「大きな愛de+」は、愛情を表すハートを中心にシンプルな3本の線で構成されていて、それぞれ(黄色:希望の光)・(緑色:自然環境)・(青色:地球)を意味しております。
人々が互いに助け合いながら新しい幸せを手にしていくイメージを描かせていただきました。
■作者吉野公賀さんについて (視覚障がい・緑内障による視野狭窄)
23歳の時に緑内障のため右眼のほとんどの視野を失ったことを機に、独学で絵を描き始めました。
数年後頼りにしている左眼も見え難い状態となりましたが、
失った光を取り戻すような気持ちで今日まで活動を続けております。
自分らしさを見つめ続けるなかで生まれてくる純粋な想いを表現したい!心のキャンバスには、そのような美しい夢が広がっています。
より良い社会の実現に向けた取り組みに参加できたことは大変光栄なことであり、心より感謝申し上げます。
いただいたご支援で大きな作品や個展の再開に繋げられたら嬉しいです。皆様からの応援を力にかえて、世界の舞台を目指してまいります。
■協定調印調印式を実施
千葉県木更津市の古着deワクチンセンターにて、この度の支援内容について協定調印式を執り行いました。
「アートを通して、世界に羽ばたき障がいがある方々の希望の光になりたい」と力強く語っていただきました。
選別センターにて働くフィリピン人スタッフとも交流を深めました。
■古着deワクチンと障がい者支援について
古着deワクチンは、ご家庭に眠る「捨てるには忍びない」と感じる衣類や服飾雑貨を、簡単・便利に手放すことができる自立支援型・寄付つきお片づけ商品です。お片づけというアクションを通してワクチン寄付などの社会貢献につながることがうけ、現在毎月約2万人の方にご利用いただいています。
古着deワクチンをご利用いただくお客様にお届けする専用回収キットは、全国の福祉作業所に製造を依頼することで、国内の障がいがある方のお仕事につながっています。
また、カンボジアにある古着deワクチンセンターでは、日本のお客様からお送りいただいた衣類等を販売・選別・輸出するスタッフとして、ポリオ感染症による後遺症がある方を中心に雇用しています。そして、同じポリオで苦しむ子どもが一人もいなくなるようにというスタッフ皆の思いから、小売りで衣類等が1点売れるごとに、ポリオワクチン1人分が寄付される仕組みを設けています。
このような障がい者の自立支援につながる取り組みと、SDGsの9つのゴール達成に貢献できることが評価され、第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞(SDGsパートナーシップ賞)」を受賞しました。
▼古着deワクチン:https://furugidevaccine.etsl.jp/
■日本リユースシステム株式会社について
所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
代表者:代表取締役 山田 正人
設立:2005年6月28日
URL:https://www.nrscorp.jp/
事業内容:リユース業をベースに様々なソーシャルビジネスを展開する「捨てさせない屋」です。「三方義し」を企業理念に、現在は約30の国や地域と取引を行い、日本や世界で不要になったモノやコトを、既存の常識にはとらわれない新しい視点や方法で、必要とされる方のもとで活かしています。
■本件に関するお問い合わせ先
日本リユースシステム株式会社
担当者: 辻本 真子
TEL:080-7283-5078
E-mail:[email protected]
引用元:PR TIMES