サステナブルファイナンス・フレームワークを策定し、5件の資金調達を決定

プレスリリース要約

当社グループは、トランジション・ローン(TL)3件とトランジション・リンク・ローン(TLL)1件の融資契約を締結し、さらに1件のTLL契約を予定している。これらの契約は2023年度トランジション・ファイナンス補助金事業の採択を受けている。当社は環境戦略を重視し、2050年ネット・ゼロエミッションを目指し、サステナブルファイナンスを活用して資金調達を行っている。さらに、DNVからフレームワークの適格性についてセカンド・パーティ・オピニオンを取得している。資金使途にはLNG二元燃料フェリーなどが含まれており、経済産業省のトランジション・ファイナンスモデル事業・補助金事業に採択されている。
また、本フレームワークに基づき、トランジション・ローン(以下「TL」)3件及びトランジション・リンク・ローン(以下「TLL」)1件の融資契約を下記の通り当社グループにて締結を完了し、さらにTLL1件についても締結を予定しております(註4)。

なお、下記ローンのうち(1)及び(2)は、経済産業省による2023年度トランジション・ファイナンス補助金事業(註5)として採択されています。

当社グループは、昨年策定したグループ経営計画「BLUE ACTION 2035 https://ir.mol.co.jp/ja/ir/management/plan/main/01/teaserItems1/02/link/blueaction2035.pdf 」において、環境戦略を主要戦略の一つと位置付け、『海洋・地球環境の保全』をサステナビリティ課題(マテリアリティ)の一つに掲げています。「2050年ネット・ゼロエミッション」の達成を目指し、ステークホルダーとの共創を通して環境課題の解決に取り組みます。資金調達においても、本フレームワークを活用した、サステナブルファイナンスを継続的に実施してまいります。

【サステナブルファイナンス・フレームワーク】

https://www.mol.co.jp/sustainability/management/finance/pdf/sustainable_finance_framework.pdf

【セカンド・パーティ・オピニオン】

https://webmagazine.dnv.co.jp/assets/images/sus_list/data/sus_finance_list_/pdfreport_j/104.%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%95%86%E8%88%B9%E4%B8%89%E4%BA%95%EF%BC%882%EF%BC%89.pdf

(註1) 適用又は参照される各種原則等

(註2) 本フレームワークは、資金調達に先立ち調達主体が定める方針のことを指し、調達資金の使途、プロジェク 

        トの評価および選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング等の主要な原則等(上記「註1」)が

        定める事項について記載しております。

(註3) フレームワークの適格性と透明性の確保および投資家への訴求力向上のため、DNVより2023年12月22日付

        で本フレームワークの適格性について、上記の原則等に適合している旨のセカンド・パーティ・オピニオン

        を取得済みです。

(註4) 各ローンの資金使途(船舶完成イメージ図)

        (1) LNG二元燃料フェリー

        

       

          (2) ウインドチャレンジャー搭載バルカー船

        

          (3) LNG二元燃料自動車船

        

          (4) LNG二元燃料VLCC船

         

   

(註5) 経済産業省「トランジション・ファイナンスモデル事業・補助金事業」の詳細は下記をご覧ください。

         https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/transition_finance.html

引用元:PR TIMES

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