ジンコソーラー、TOPCon特許のライセンス供与が業界発展と技術革新を牽引

近日、太陽光発電（PV）産業および蓄電池（ESS）産業の世界大手かつ革新的企業であるジンコソーラーは、傘下の子会社が合理的なライセンス料を収集し、一部のN型TOPCon「Tunnel Oxide Passivated Contact」関連特許の利用権を、世界トップ10の太陽光発電企業の1社に付与したと発表しました。これにより、被許可者は関連するTOPCon製品で上記のTOPCon特許技術を使用できるようになりました。

 

N型TOPCon特許リストで、ジンコソーラーは330件のTOPCon特許数を保有しており、ほとんどのブランドを凌駕しています。ジンコソーラーと被許可者の間の今回の知的財産取引は、おそらく両社にとって戦略的なウィンウィンの取り組みと見なされており、業界における両社の地位を効果的に向上させることができます。

このような知的財産取引は、太陽光発電産業に特有のものではありません。半導体、電気通信、AI人工知能など多くのハイテク産業も、このような方法が採用され、イノベーションと協力を促進し、法的紛争を回避しています。

 

太陽光発電技術のリーダーであるジンコソーラーは研究開発に多額の投資を行っており、これまでに3,500以上の特許を出願し、2000以上の認可された特許を取得しています。これらの特許は、PERC、TOPCon、BCなど、さまざまな高効率太陽電池およびモジュール技術をカバーしています。また、ジンコソーラーは世界で最も多くのTOPCon関連特許ポートフォリオを保有しています。

 

ジンコソーラーCTOである金浩博士は、「カーボン排出量の削減に対する切迫したニーズにより、太陽光発電業界は技術開発を加速させ、新技術の普及度を高めています。ジンコソーラーでは、他の市場参加者とお客様が新しい技術と製品の開発の機会を見つけ、複雑な技術マッピングの中で進化するのを助けることを目指しています。」と述べています。

 

————————–

ジンコソーラー（Jinko　Solar Holding Co., Ltd.）について：

ジンコソーラー（NYSE: JKS）は太陽光発電産業のグローバルリーダーです。ジンコソーラーは中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦（UAE）、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国地域にあるさまざまな公益、商業、居住区顧客基盤に対し、自社ソーラー製品を供給し、自社ソリューションとサービスを提供、販売。2022年Q4において、シリコンウェーハの生産能力が約65GW、太陽電池が55GW、太陽光発電モジュールが70GW となりました。

 

ジンコソーラーは世界で7ヶ所の生産拠点があり、日本（2）、韓国、ベトナム、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、メキシコ、ブラジル、チリ、オーストラリア15の海外子会社を持ち、販売チームは中国、イギリス、フランス、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ウクライナ、ヨルダン、ウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ケニア、南アフリカ、コスタリカ、コロンビア、パナマ、カザフスタン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイ、タイ、ポーランドとアルゼンチンとに広がって、従業員が1万5,000人以上を雇用している。