令和6年能登半島地震によって被災した子どもの預かり・居場所支援とそれに伴うクラウドファンディング開始のお知らせ

プレスリリース要約

ROJEは令和6年能登半島地震で被災した子どもたちへの支援活動を2024年1月5日より開始し、資金のためのクラウドファンディングも実施中。被災地の子どもたちに安心して過ごせる居場所を提供し、専門家のサポートを受けながら活動を展開。現在は石川県七尾市の矢田郷コミュニティセンターで活動中であり、活動資金募集のためのクラウドファンディングも実施中。ROJEは教育再興を目指し、大学生を中心に様々な教育課題に取り組む特定非営利活動法人である。

特定非営利活動法人日本教育再興連盟(以下「ROJE」)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)は、この度の令和6年能登半島地震で被災した子どもたちのための居場所支援活動を2024年1月5日より開始しています。

また、この活動資金のためのクラウドファンディングを立ち上げました。皆さまのご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

教育・医療・福祉の専門家が連携して、被災した親子の居場所をつくる

ROJEでは、平時より防災や震災復興に取り組むための「災害と教育事業部」を設置し、災害発生直後の被災地における緊急子ども支援を実施する体制を作ってまいりました。

2020年からは、認定NPO法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)における災害時子ども支援チーム「sonaeru」とアライアンスを締結しており、この度の活動においても、綿密な連携のもと活動を行っています。

被災地では、災害発生から1週間を迎えた現在も、多くの人が避難生活を強いられています。物資や人手も不足する中、一人ひとりが1日1日を生きていくことが精一杯の状況で、再開の目途が立っていない保育所や学校も多くあります。

そのような普段と全く異なる環境の中で、子どもたちが抱えるストレスは非常に大きなものです。また、保護者側にも、家屋の復旧作業や避難所運営等に出かけなければならないが、子どもを避難所に一人にしておくわけにはいかないという、預け先のニーズも多く存在します。

そこで、ROJEでは、子どもたちが安心して過ごせる居場所の運営に取り組むことにいたしました。

居場所の運営にあたっては、特別支援教育を専門とし、これまでも東日本大震災・大阪北部地震・熱海市伊豆山土石流災害など、計6回の災害発生時に現地支援を行ってきた理事の伊藤駿(広島文化学園大学)が当団体における陣頭指揮を執り、親交のある精神科医や心理士、社会福祉士のサポートのもと、子どもたちにとって過ごしやすい環境整備に取り組みます。

子どもと触れ合うスタッフには、刻一刻と変わる被災地の状況を見ながら、必要に応じてROJEに所属する大学生ボランティアを積極的に派遣し、支援の長期化にも対応できる体制を作ってまいりたいと考えています。

現在運営中の子どもの居場所拠点について

2024年1月4日(木)よりカタリバが避難所(矢田郷コミュニティーセンター)の許可を得て開設した以下の拠点にて、活動を行っています。今後、現地の子ども支援団体様等と連携を取り、状況を見ながら別の地域での活動も検討いたします。

■居場所概要

避難所ではなく自宅で過ごしている方や、ずっと子どもとつきっきりで疲れてしまい少し休みたい方なども利用することができます。

場 所:石川県七尾市 矢田郷コミュニティセンター

対 象:4歳~18歳

内 容:子どもの預かり・居場所支援、学習支援

期 間:2024年1月4日(木)~終了時期未定

開催時間:毎日・9時~17時(予定・変更の可能性あり)

活動資金募集のためのクラウドファンディングを実施しています

今回、活動の長期化も予想される中で、石川県内における活動資金のクラウドファンディングを実施することにいたしました。

現地でのスタッフの滞在費や居場所運営に必要な備品の購入等に全額活用させていただきます。被災地の子どもたちのために全力を尽くしてまいりますので、何卒ご支援のほどよろしくお願いいたします。

クラウドファンディングページ:https://congrant.com/project/roje/10024

なお、この度の活動開始ができたのは、これまでにいただいた皆さまからのご寄付があったからこそです。皆さまのご支援に心から御礼申し上げます。

【本件に関する取材・お問い合わせ先】

下記までご連絡ください。

https://kyouikusaikou.jp/contact/

【特定非営利活動法人日本教育再興連盟(ROJE)について】

「教育で未来をつくる」をビジョンに、主に大学生・大学院生が中心となって、様々な教育課題の解決に向けた活動を行っています。現在は教員・教員志望学生向けのウェブサイトを運営する「メディア・コンテンツ領域」、関東圏・関西圏の小中高等学校へのボランティア派遣や出前授業を実施する「学校ソリューション領域」、被災地の子ども支援および未災地の防災教育に取り組む「災害と教育領域」、教育の最新の知見を提供する「イベント・コミュニティ領域」、オンラインを活用した子ども・若者支援に取り組む「ピアサポート領域」、若手研究者の支援や教育に関する研究活動を実行する「教育シンクネット領域」の6領域で活動を展開しています。

【団体概要】

団体名:特定非営利活動法人日本教育再興連盟

本部所在地:101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402

代表:鈴木寛・陰山英男

事業内容: ウェブメディアの運営、学校ボランティアの派遣、出前授業の実施、災害支援など

設立: 2005年12月(法人登記:2007年10月)

HP:https://kyouikusaikou.jp/

引用元:PR TIMES

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