ついに!名古屋市内の全小・中学校への「介護の絵本」の寄贈が完了 新たな歩みをはじめる時

プレスリリース要約

介護支援協会は、介護の絵本「つむぐ つながる 共に。」の寄贈活動を全国の小中学校に展開。介護の重要性を広め、介護のイメージを前向きに変えることを目指す。絵本は介護職の声を反映し、現在は全国の図書館に1,633冊の寄贈を完了。介護を教育の一環に取り入れ、子どもたちに介護の魅力を伝えることを目指している。
生き甲斐の大切さ、そして、本当の「介護の志事」を小学生・中学生に伝えたい

一般社団法人全国介護支援協会にて、介護の絵本「つむぐ つながる 共に。」の全国への寄贈活動を行っておりましたが、名古屋市教育委員会の皆さまのご理解のもと、ついに令和5年12月18日 名古屋市内すべての小学校・中学校への寄贈が実現しました。393校にて絵本を設置いただきます。

「介護の絵本」プロジェクトの背景

日本の少子高齢化は加速し続けています。団塊の世代が後期高齢者に達する2025年には人口の3人に1人が高齢者という時代が到来。しかし、高齢者を支える介護職の担い手が追い付かず人手不足は深刻な問題です。その問題を解決するためには、「介護」に対して広く社会に浸透している「きつい」「汚い」「つらい」などの悪いイメージを、前向きで明るいイメージに 変えていく必要があります。
このような背景から、本当の「介護の志事」を多くの人へ伝えるため20代から90代のプロジェクトメンバーによって作成された介護の絵本「 つむぐ つながる 共に。 」

介護の絵本「つむぐ つながる 共に。」

介護の現場にて働いている生の声である、介護は「生き甲斐を支援する志事」だという真実を、多くの人に理解できる形で届けたいとの思いから、原作・絵等できる限り介護・福祉関係者が携わり作り上げた絵本です。
絵を担当されたのは、当時94歳のデイサービスご利用者である山田恒子さん。
98歳になられた現在も、絵を通じ人との関わり・生き甲斐を感じながら自分らしくお過ごしです。

【つむぐ つながる 共に。】
https://kaigonoehon.com/

「つむぐ つながる 共に。」の実績

新人であれば3,000部売れればヒットと言われている絵本業界で発売開始10ヶ月間の累計発行部数は約2,200部。

発売以降、新聞7誌、雑誌2誌、Webメディア2誌の他、CBCラジオや24時間テレビ等のマスメディアで紹介されました。
また、一般社団法人日本介護協会主催「第十回介護甲子園」にエントリーし、全国8,219事業所の中で最優秀賞を受賞しています。

寄贈活動プロジェクト

介護・福祉従業者の方に「本当の介護とは何か」を伝え、子ども達や一般の方にも「介護の魅力」を伝えるために、「全国に絵本を無料で届ける」プロジェクトを立ち上げました。
当初は当協会代表が開始した活動でしたが、少子高齢化の加速する我が国において、これからの介護を担う子どもや若者たちへ広く普及をさせる必要性を感じ、当協会にて寄贈活動を推進しております。

すでに、全国の図書館への寄贈を行い、全国47都道府県、合計1,633冊の寄贈を完了しました。

未来の教育

今回の名古屋市内小・中学校への寄贈を皮切りに、日本全国の小・中学校への寄贈を開始してまいります。
子どものころに学ぶ国語・算数といった主要科目のひとつに「介護」の授業が取り入れられる未来を目指して。

【お問い合わせ先】
一般社団法人 全国介護支援協会
〒454-0005 愛知県名古屋市中川区西日置町十丁目107番地
TEL:052-363-8722
担当者:吉田 貴宏
E-mail: [email protected]
ホームページ: https://zenkaikyo.jp

引用元:PR TIMES

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