クラフトジン「八代不知火蔵 YATSU BOSHI」豪州へ輸出開始
プレスリリース要約
今回輸出を開始する豪州は、世界第6位のジン市場※3であり、なかでも使用するボタニカル※4や原料・製法・産地などにこだわりを持って造られるクラフトジンへの注目が集まっています。
豪州では“日本食はヘルシー”との認識が強く※5、日本食や日本食に合うお酒への注目も高まっています。また日本文化自体への関心も高く、豪州からの訪日外客数は2014年から2019年の6年連続で増加※6しており、日本の文化を「クール(かっこいい)」と捉える「クールジャパン」の風潮も広がっています。
※1 晩白柚、青柚子、不知火(デコポン)
※2、3 IWSR 2022 ジン・ジュネヴァ計の小売金額(Eコマースを含む)
※4 ボタニカルとは植物由来を意味する言葉で、ここではジンの原材料を指します。
※5 2023年6月 日本貿易振興機構(ジェトロ) 農林水産物・食品 国別マーケティング基礎情報 オーストラリア
※6 日本政府観光局(JNTO) 国籍/月別 訪日外客数(2003年~2023年):コロナ禍以前の数字で過去5年間を比較
「八代不知火蔵 YATSU BOSHI」は、当社の本格焼酎の研究・開発、製造拠点である「八代不知火蔵」の焼酎蒸留技術を応用し、「八代不知火蔵」の地元である熊本県とともに日本固有の和柑橘を選び抜き、爽やかさに加え複雑味のある、日本らしい味わいを実現しています。今回、「日本らしい味わいの日本食にも合うクラフトジン」を豪州市場に新たに輸出することで、日本の食文化へ関心の高まる豪州のお客様に、ジンというなじみのある分野で、焼酎蔵から新たな提案をお届けします。
さらに今回は、キリングループのオセアニア酒類事業を担う Lion Pty Ltd(CEO Sam Fischer)のグループ企業であるFour Pillars Ltdの知見を生かし、海外の方にもわかりやすいスタイリッシュな容器およびラベルを開発しました。「八代不知火蔵 YATSU BOSHI」を、「クールジャパン」の風潮にも合致したスタイリッシュなパッケージで輸出することで、その価値を世界へ発信していきます。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※7先進企業となる」ことを目指して「酒類メーカーとしての責任」を前提に、「健康」「コミュニティ」「環境」の社会課題の解決に重点的に取り組んでいます。当社は「八代不知火蔵 八つ星 和柑橘」を豪州をはじめとする海外へ輸出することで、熊本県八代市の活性化に貢献していくとともに、海外のジャパニーズジン市場のさらなる活性化を図ります。
※7 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
商品概要
メルシャン八代工場「八代不知火蔵」について
メルシャン八代工場の生産拠点として1939年に操業を開始し、1963年より本格焼酎を製造しています。特に焼酎については、地元を代表する酒蔵でありたいという願いを込めて製造場を「八代不知火蔵」と命名し、唯一無二の焼酎造りにこだわり、その味わいは世界からも評価されています。
メルシャン八代工場では2021年10月に家畜飼料として焼酎粕を活用する取り組みが評価され、環境省主催の「令和3年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」※8を受賞するなど、地域と連携した持続可能な焼酎造りを行っています。
※8 循環型社会の形成の推進に資することを目的とし、2006年に環境省によって設けられた制度で、廃棄物の発生量の抑
「八代不知火蔵 YATSU BOSHI(八つ星)」について
・青柚子、不知火、晩白柚という海外から見ると珍しい熊本産の3つの柑橘を使用しています。
原材料の和柑橘をあえて3つに絞り込むことで、素材の持つ本来の魅力を引き出しています。
・それぞれの果実の良さを最大限引き出す焼酎製造の知見に基づいた蒸留方法で、爽やかさに加
え複雑味のある日本らしい味わいを実現しました。
Four Pilars Ltdとの協業で海外のお客様のニーズやジンの知見を取り入れたラベルを開発
・ラベルに和紙を使用し、縁にちぎり加工を施した
・一目で日本のものであることが分かる筆字のロゴと色鮮やかながら繊細なタッチの水彩の水玉柄で
和柑橘を表現
・海外では珍しい、日本的な半透明加工の焼酎瓶を使用
・高級感のある黒キャップシールに、和紙風素材の封緘シールを採用
・海外のお客様にも伝わりやすいよう、視認性の高い英字ロゴを使用
■商品概要
1.商品名・アルコール度数 「八代不知火蔵 YATSU BOSHI(八つ星)」
2.容量・容器 700ml・瓶
3.カテゴリー分類 スピリッツ 43%
4.発売日・発売地 2024年1月・豪州
5.価格(消費税抜き) オープン価格
引用元:PR TIMES