雫井脩介史上かつてない<いろんなものてんこ盛り>エンターテインメント小説!『互換性の王子』発売

要約: 雫井脩介はサスペンス小説の著名な作家で、最新作『互換性の王子』はビジネスと家族、恋愛を描いたエンターテインメント小説。準大手飲料メーカーの御曹司、成功が監禁され、半年後に解放されたが、異母兄が彼のポストを奪い、恋人にも近づこうとしている。奪い返すために奔走する成功の物語。2023年12月22日に刊行予定で、著者はサスペンスの名手であり、数々の映像化作品を手がけている。

 『クローズド・ノート』『犯人に告ぐ』『検察側の罪人』『望み』など、手掛ける作品が数々映像化され、前作『クロコダイル・ティアーズ』では直木賞候補となったサスペンス小説の名手 雫井脩介。最新作『互換性の王子』は、お仕事ものであり、家族ものであり、サクセスストーリーかつラブストーリーでもある、雫井史上かつてない<いろんなものてんこ盛り>エンターテインメント小説です。

 準大手飲料メーカーの創業社長と、異母兄弟の二人の息子。役員の座、さらに一人の女性をめぐり、「王子たち」が繰りひろげるスリリングな戦いの結末は。そして、家業をつなぐ父と子、その狭間に横たわる家族ゆえの特別な心情とは。

 今を懸命に生きる私たちの実感をリアルに描き出した傑作です。

『互換性の王子』書籍詳細ページ

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「お前にしかできないことなんて、ない」 ──兄・実行
「あきらめたら、俺という存在はどうなるんだ」 ──弟・成功

[あらすじ]準大手飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が何者かによって別荘に監禁された。彼は取締役就任と、意中の女性・山科早恵里との交際を目前にしていた。半年後、絶望の中で解放された成功が会社に行くと、社内の状況は一変し、かつての彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が入れ替わっていた。そして実行は早恵里にも近付こうとしている。「奪われたものは、奪い返さなければ」成功は、事件の真相と自らの復権をかけて奔走するが──。

順風満帆な御曹司の前に突如現れ、入れ替わろうとした異母兄。お前は俺から、仕事も恋も奪おうというのか ──。

異母兄弟がビジネスと恋で火花を散らす、一気読み必至のエンターテインメント!

【4コマでざっくりわかる!『互換性の王子』】イラスト:IQGM

■書籍情報
・書名:互換性の王子
・著者名:雫井脩介
・刊行日:2023年12月22日(金)
・電子版:同日発売※実際の配信有無や開始日などは電子書籍ストアにより異なります。詳しくは配信予定日以降、各ストアにてご確認ください。
・定価:2,090円(本体価格+税)
・体裁:四六判 上製 上製カバー装
・ページ数:440ページ
・装丁:名久井直子 

■著者プロフィール   雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)

1968年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。2004年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位となり、第7回大藪春彦賞も受賞した。『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『望み』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』など映像化された作品多数。他の著書に『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『霧をはらう』など。2022年、『クロコダイル・ティアーズ』が直木賞候補となった。

引用元:PR TIMES

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