料理SNS「スナップディッシュ」、神明と共同で新たな乳代替品「玄米ヨーグルト」「玄米シュレッド」の発売前テストマーケティングを実施
Table of Contents
プレスリリース要約
料理SNS「スナップディッシュ」を運営するスナップディッシュ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役:舟田 善)は、生活者の生の声の傾聴と共創による食のファンマーケティングの一環として、米卸売業および米の加工・販売を手掛ける株式会社神明(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤尾益雄)と共同で、国産玄米粉から作られた乳代替品「玄米ヨーグルト」「玄米シュレッド」を24年4月の発売に先駆けて同アプリのユーザーを対象にテストマーケティングを行いました。
200名のテストモニターからは、同アプリの非公開投稿機能を使って560件超の試食投稿が報告され、試食後アンケート調査では80%以上が「健康に良さそう」「新しい味である」印象を持ったと回答しました。
当社では、商品が実際に家庭でどのように使われ、どんな点が評価されているのか発売前から傾聴できる仕組みを提供し、生活者ニーズに合った商品作りを支援することで、生活者が料理によって嬉しい、楽しいと思える食卓体験の向上を目指します。
テストマーケティング実施の背景
近年、地球温暖化や人口増加による世界的な食料危機を見据え、食品メーカー各社が肉や魚、卵や乳に代わって植物性の原料を使う食品「プラントベースフード(以下、PBF)」市場に参入する動きが相次いでいます。TPCマーケティングリサーチ株式会社が23年に行った調査によると、日本国内のPBF市場はこの10年間で約2.2倍に拡大したとされ、22年の市場の内訳は、市販用が前年比3.5%増の936億円、カテゴリー別ではプラントベースミルクが786億円(構成比84.0%)で最大となったと発表されています。
そのような市場背景から株式会社神明は、長年の米卸で培った独自の知見を活かし24年春に玄米を原料としたPBFとして玄米ヨーグルトと玄米シュレッドの発売を決定。発売に先駆けて、料理感度の高いスナップディッシュユーザーを対象に、新商品の傾聴と最初のファン育成を目的としたテストマーケティングを行いました。
テストマーケティングをおこなった、プラントベースの新商品について
国産玄米粉を使用、乳不使用、コレステロール0、アレルギー特定原材料等28品目不使用。こどもからご年配まで幅広い方々が安心して食べられます。どちらも玄米を使用しているので和の食材と相性が良いのも特徴です。
>ブランド詳細はこちら
https://products.akafuji.co.jp/madefrom-genmai
「玄米ヨーグルト」について
玄米ミルクを乳酸菌で発酵した新しいプラントベースのヨーグルトです。食物繊維とオリゴ糖を配合し、忙しい朝や小腹が空いた時にそのまま召し上がるのはもちろん、甘味を足してデザートに、醤油をかけてお豆腐のように、工夫次第でドレッシングや調味料のようにも使えます。
>詳細はこちら
https://products.akafuji.co.jp/madefrom-genmai/genmai-yogurt
「玄米シュレッド」について
原料に国産の玄米粉を使用した新しいプラントベースのチーズです。ピザトーストやチーズフォンデュ、そのままサラダのトッピングなど、乳のチーズから置き替えて使用することもできますが、全く新しいプラントベースチーズのひとつとして料理をお楽しみいただけます。
>詳細はこちら
https://products.akafuji.co.jp/madefrom-genmai/genmai-cheese
テストモニターから得られた食卓での用途や感想
▼玄米ヨーグルト
料理投稿からは、そのまま食べると既存のヨーグルトとの違った玄米特有の風味が感じられる、シロップやフルーツ、ハチミツなどの甘みを足したスイーツや、ドレッシングなどの食事への活用も見られました。また、シリアルやフルーツ、甘酒と合わせるヘルシーな料理が特徴的で、「ヨーグルト白和え風」「ビーガンカレー」「タンドリーチキン」など豆腐やヨーグルトの置き換え料理も多く見られました。プラントベースフードの体験を通して「発売されたら購入して使いたい」「ヴィーガンのお友達の口に入ることが楽しみ」といった声も挙がりました。
>投稿一覧はこちら
https://snapdish.jp/p/658e334bdc3afacb18c6ddc0
▼玄米シュレッド
玄米シュレッドは、原材料である玄米の風味や甘みを感じるという声と共に、「チーズよりあっさりしている」、「くどくない」、「罪悪感がない」といった植物性の商品特性を実感する声が挙がりました。また、コクやまろやかさを感じるという声が多く、チーズトーストやグラタン、パスタといったチーズの定番料理が幅広く投稿されました。中でも、味噌や豆乳など大豆由来の食材との相性が良いという気付きや、「乳製品でお腹の調子が悪くなる母が喜んでくれた」「ヨーグルトもシュレッドも身体に優しいのが分かるし、味も食べやすい」など具体的な生活価値が実感された様子も、多数投稿されました。
>投稿一覧はこちら
https://snapdish.jp/p/658e3c7bdc3afacb18c6df0a
テストモニターへのアンケート調査では、20~30代女性から高い支持。
女性が約9割を占めるモニターへの商品体験後アンケートで得られた玄米ヨーグルト、玄米シュレッドへの評価は、2商品とも20~30代女性は過半数が「気に入った」と回答。加えて玄米ヨーグルトは60代が、玄米シュレッドは50代が、「気に入った」方が半数を超える結果となりました。
玄米を主原料としていることから味や食感、香りについては評価が分かれる結果となりましたが、メインターゲットである「情報感度が高い20~40代の女性、身体にやさしい食品を摂りたいと考え、植物性の食品を食べている」層に加え、乳糖不耐症や乳アレルギーの方、塩分量を気にする妊婦、食事作りで栄養バランスを重視する子育て層、コレステロールを減らしたいシニア層など、新たな購買層のポテンシャルが顕在化しました。
▼玄米ヨーグルトについて
・ヨーグルトは酸味が少なく食べやすかった。(20代・女性)
・普通のものよりうちの家族には合っていて、味が好きだし、体にも良さそうだから(20代・女性)
・乳製品を日頃取りすぎている自覚があるので、美味しく物足りなさを感じずに置き換えできるので、とても気に入りました。(30代・女性)
・お醤油をかけるとお豆腐感覚で食べられ、食卓の副菜にもなりました。さらに炒りごまとごま油を加えると胡麻豆腐のようでとても美味しかったです。(30代・女性)
・主人が乳製品を食べるとお腹がゴロゴロするので、乳が使われていないこの商品2種類は代替えとして今後も使用したいと思ったからです。(40代・女性)
・玄米ヨーグルトはお豆腐のようなので、お豆腐を食べる時の美味しい食べ方をすれば必ず美味しいはずだと思い試しました。(40代・女性)
▼玄米シュレッドについて
・うちの家族には合っていて、味が好きだし、体にも良さそう。(20代・女性)
・玄米の香りやコクを十分に感じることができた。(30代・女性)
・味も風味も玄米独特さがなくまろやかで、初心者でも試しやすいです。また、お料理との相性も抜群でした!(30代・女性)
・玄米シュレッドは、クリーミーで塩分も控えめなので小さい子供にも安心して与える事ができます。その上、玄米でできていると言う点でも安心して与えられます。味もとても美味しく、家族のお気に入りです。(30代・女性)
・チーズはサッパリ濃厚でとても美味しかっです。(30代・女性)
・身体に優しいのが分かるし、味も食べやすい。(40代・女性)
商品の印象では、「健康に良さそう」「新しい味」に高評価。
それぞれの商品の印象について、味わいや品質、用途などについての10項目(※)を調査したところ、2商品とも「健康によさそう」「新しい味である」の項目では80%以上が「そう思う」と回答し、特に20代は「とてもそう思う」の割合が他の年齢層と比較して高い結果となりました。
※味が美味しい、食べやすい、健康に良さそう、料理に使いやすい、そのままが美味しい、好きな味である、新しい味である、品質が良い、安心感がある、人に勧めたいの10項目について、とてもそう思う~全くそう思わないの5項目から選択。
当社では、PBFを始めとする新しい食カテゴリにおいて、料理感度の高いスナップディッシュユーザーにテストマーケティングの機会を提供し、いちはやく生活者の声をフィードバックすることで、食品提供者であるメーカーと生活者との間で体験価値提供がより円滑に回るよう、今後も食品飲料メーカーの傾聴を支援してまいります。
調査概要
・調査方法:Snapdish登録ユーザーのうちプラントベースフード2種(玄米ヨーグルト、玄米シュレッド)新商品シークレットモニター参加者200名を対象に、メールとアプリ内通知にて回答を募集
・調査期間:2024年2月7日~2月13日
・回答人数:197名
※回答割合については、小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。
スナップディッシュ株式会社
「Snapdish(スナップディッシュ)」は料理写真専用の投稿アプリ。ユーザーからの3,000万を超える料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載しています。2021年4月に食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を提供開始し、2022年4月には食との出会いの定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」をリリース。2023年10月に、過去の料理投稿資産とAI技術を活用し、ChatGPTを取り入れた「スナップディッシュAI料理チャット」をローンチしました。
運営者であるスナップディッシュ株式会社では料理に特化したコミュニケーションプラットフォームを活用し、主に食関連メーカー向けのファンマーケティング支援事業をおこなっています。
当社はこれらの事業活動を通じて、食卓と食卓、人と人がつながり、料理が「うれしい」に変わる体験を提供していきます。
【問い合わせ先】
スナップディッシュ株式会社 広報担当:落井(おちい)
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9:30~18:30)
メールアドレス:[email protected]
引用元:PR TIMES