東海道新幹線N700系typeAの廃材〈窓・座席生地・車両アルミ〉をリサイクル&再利用したスーツケースが誕生 「Makuake」にて先行予約販売開始

プレスリリース要約

エースラゲージ株式会社は、東海道新幹線の廃材を再利用したスーツケースを開発し、Makuakeで2024年3月12日から先行予約販売を開始する。スーツケースの特徴は、窓の素材を本体に配合し、座席生地を内装とチケットホルダーに再利用している点や、新幹線のアルミ素材をバッジに再生利用している点がある。サイズや重量、カラーバリエーションも展開される。エースラゲージ株式会社は、1960年に創業して以来、高品質な製品の製造を続ける老舗企業であり、新しい取り組みにも積極的に挑戦している。
バッグ&ラゲージの製造を主な事業としているエースラゲージ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:加来剛、以下 当社)は、東海道新幹線の廃材〈窓・座席生地・車両アルミ〉をそれぞれ〈本体素材・内装とチケットホルダー・バッジ〉に採用、リサイクル&アップサイクルしたスーツケースを開発しました。応援購入サービスMakuakeにて2024年3月12日(火)より先行予約販売いたします。

<Makuake プロジェクトページ>

https://www.makuake.com/project/n700_suitcase/

【開発の経緯】

-互いに旅行関連の事業に携わる者として、旅を守るために地球の未来を考える-

このプロジェクトは、以前からエコに対する活動を行っている東海道新幹線と、”旅”に関わる事業を行いリサイクル素材の採用など環境保全活動も行っているエースラゲージが、互いの想いに共感し「一緒にサステナブルな取り組みをしたい」と考えたことから始まりました。

累計走行距離や新しい新幹線の誕生と引き換えなどで惜しまれながら廃車、解体されていく新幹線ですが、廃材の活用方法がまだまだ少ないことが課題のひとつでもあります。

エースラゲージでは、創業当時から半世紀以上に渡り培ってきたスーツケースの製造技術と経験を最大限活かして、日本の鉄道旅行を支える東海道新幹線N700系typeAの廃材を、旅行に欠かせないパートナーであるスーツケースへと再生しました。

【商品の特徴】

①〈東海道新幹線の窓〉をスーツケースのボディに配合

東海道新幹線N700系typeAの普通車に搭載されている〈窓〉を粒状(ペレット)に加工し、強度を保つ絶妙なバランスである30%を本体シェルに配合しています。

スーツケースのシェル部分に使われる素材「ポリカーボネート」は、耐久性や耐衝撃性に優れ、強度がある素材です。東海道新幹線N700系typeAの普通車に搭載されている窓も「ポリカーボネート」ですが、景色が見えるよう透明度を保ち、お客様を守るためにとても分厚く硬いもので、同じ「ポリカーボネート」を素材としながらも特性が異なります。

試行錯誤を重ね「“頑丈”でありつつも、衝撃を吸収するための“しなやかさ”」を保つ最善のバランスに整えたスーツケースが完成しました。

(左)新幹線窓            (右上)新幹線から取り出された窓  (右下)窓を粒状(ペレット)に加工したもの

②〈東海道新幹線の座席生地〉を再利用した内装デザインとチケットホルダー

”ベルベット”や”ビロード”と呼ばれる座席生地を、スーツケース内装のファスナーポケット(図左)と、内側両面に収納スペースがあり複数枚収納可能な、青春18きっぷ対応のロングサイズなチケットホルダー(図右)として再利用しました。

座席から取り出された立体形状の生地を、一つずつ丁寧にほどいたりテープなどを外したりして平面の状態に戻し、生地幅と模様の向きを考慮しながら裁断を行います。座席として縫製されたステッチや、生地の擦れた部分など、実際に使用されていた名残が感じられるのもアップサイクル品の魅力のひとつです。

(左)新幹線から取り出された、座席の形状のままの生地            (右)生地を平面に戻す作業

③〈東海道新幹線再生アルミ〉を新幹線シルエットのバッジに

東海道新幹線の車両から取り出されたアルミ素材を加工し、N700系typeAを象徴する2本のラインと新幹線のシルエットをモチーフにしたバッジに再利用しました。

東海道新幹線の車両に採用されているアルミ素材は、車両引退後、原材料として再利用され「再生アルミ」として活用されています。再生アルミのL字角をプレス機で加工した、素材感がきらりと光るバッジです。

再生アルミ

【商品詳細】

シリーズ名:N700系typeA 東海道新幹線窓リサイクルシェルスーツケース

サイズ:CABIN H54×W36×D24cm

    MIDDLE H64×W45×D26cm

カラー:ホワイト、ブルー ※東海道新幹線を象徴する2色で展開

重量/容量:CABIN 3.1kg /35L、MIDDLE 3.7kg /61L

本体素材:ポリカーボネート・ABS混合樹脂、

     東海道新幹線窓リサイクルポリカーボネート(30%)

副素材:N700系typeAモケットシート

生産国:日本

一般販売予定価格:CABIN 68,200円(税込)、MIDDLE 71,500円(税込)

※CABIN(機内持ち込み可能なサイズ)は、国際線・国内線100席以上の航空機に対応するサイズです

【先行予約販売概要】

<取り扱い>応援購入サービス「Makuake」

<プロジェクトページ>https://www.makuake.com/project/n700_suitcase/

<掲載期間とリターン配送時期>

3月12日(火) プロジェクト掲載開始

5月 7日(火) プロジェクト掲載終了予定

5月下旬~  リターン配送開始予定

<応援購入価格>

一般販売予定価格:CABIN 68,200円(税込)、MIDDLE 71,500円(税込)

応援購入価格:【超早割】30%オフ 各サイズ・各色 先着7名様

         CABIN 47,740円(税込)、MIDDLE 50,050円(税込)

       【早割】20%オフ 各サイズ・各色 先着15名様

         CABIN 54,560円(税込)、MIDDLE 57,200円(税込)

       【Makuake割】10%オフ 各サイズ・各色 先着23名様

         CABIN 61,380円(税込)、MIDDLE 64,350円(税込)      


■「エースラゲージ株式会社」について

1960年にスーツケースやバッグの製造会社として創業。1971年には北海道赤平工場が操業し、以来半世紀以上にわたり挑戦と検証を繰り返しながら国内で高品質なプロダクトの製造を続けています。

2023年には自社初となるオリジナルブランドの立ち上げや、マッスルカードボード=重量物用ダンボール(強化ダンボール)を用いた製品事業への進出を果たし、自社オンラインストアも開設。長年受け継がれてきた精巧な技術と豊富な経験を活かしながらも、常に新しいことに挑戦する魅力的な会社であることを目指しています。

引用元:PR TIMES

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