2024年4月に始動する日本型ライドシェアの制度や条件とは
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プレスリリース要約
株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、デジタル行財政改革会議で提出された国土交通省の資料や、ライドシェアに関する会議で議論・公開された内容を基に日本型ライドシェアに関して検討されている働き方や制度についてまとめましたので、お知らせいたします。
背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、アルバイト求人サイト「ギガバイト」を含む人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ギガバイト」では求人掲載だけでなく、バイトに関するノウハウや最新情報などもお届けしています。
簡潔にまとめたものが本記事になっており、より詳しい全ての内容の記事は、「日本型ライドシェアは本当に始まるの?想定される働き方や制度」の記事で公開しています。
(参照:https://gigabaito.com/media/?p=7870)
日本型ライドシェア解禁される背景
日本でライドシェアが解禁される理由は、タクシー不足の解消を目的としています。
コロナ禍によりタクシードライバーが2割ほど減少しました。また、廃業したタクシー会社も少なくありません。一方で、利用者数は回復してきており、インバウンドも好調でコロナ前まで戻ってきており、外国人利用者も増加しています。タクシーは移動手段であるため、タクシーが不足すると行動が制限され、周囲の経済活動にも影響を及ぼします。
これらの課題を解決するため、ライドシェアの必要性が高くなり、2023年12月に政府が行うデジタル行財政改革会議でライドシェアの解禁を進める方針を決めました。
日本型ライドシェアの条件
日本でライドシェアを解禁するには「安全性の確保」「法改正」「タクシー会社の保護」を解決する必要があります。
「地域の自家用車・ドライバーを活用して、タクシー事業の一環として運送サービスを提供する」というのが内容で、安全性を確保しつつ、二種免許や緑ナンバーの車がなくても、有償で乗客の運送ができるようになりますが、「配車アプリ経由の乗客のみ乗車させることができる」「タクシー会社に雇用される」などの条件が付いています。
ライドシェアの求人掲載に向けた検討事項
2024年2月時点では、まだ制度が出来上がっていないため求人の内容もほとんどオープンにできませんでしたが、3月に入ってから徐々に求人募集内容が増えてきました。4月からライドシェアをスタートできるように、タクシー会社各社や国土交通省、厚生労働省が様々な検討を行っています。3月末までに法的根拠や就業規則は決まってくるでしょう。
以下の内容は、確定事項ではなく、現在検討されている内容になります。
年齢制限について
国土交通省側では年齢制限は設けていません。また、雇用対策法により募集・採用における年齢制限は原則禁止されているので、例外事由に当てはまらない限りは、雇用するタクシー会社が年齢を理由に不採用にすることができない可能性があります。
国の通達とタクシー業界団体や会社のガイドラインについて
ライドシェアに関する国土交通省(国)の通達を加味した上で、タクシー業界団体や各社がその地域やその会社に合わせたルールやガイドラインを設定しています。
例えば、以下のようなガイドラインが想定されています。
・配車だけでなく、支払いもアプリ内決済に限定
・外部と通信できるドライブレコーダーの搭載
・業務委託ではなくアルバイトなどの雇用契約のみ
以上、現在わかっている範囲での日本型ライドシェアの制度や働き方を紹介しました。本プレスリリースの全容は、ギガバイトの「日本型ライドシェアは本当に始まるの?想定される働き方や制度」の記事にて掲載をしています。
・株式会社ガロアによる調査である旨の記載
・ギガバイトの記事へのリンク設置
【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/
【ギガバイトとは】
ギガバイトは、日本全国の求人情報を約200万件掲載しているアルバイト求人サイトです。大学生を中心とした若年層に活用されており、アルバイトや派遣に関するノウハウやバイト先の特徴や口コミ情報などをまとめた記事も多数掲載しています。
引用元:PR TIMES