伝説のバンド「UGUISS」、傑作1stと幻の2ndをカップリングしたデビュー40周年記念盤をアナログ2枚組でリリース!!
プレスリリース要約
(UGUISS)
L→R
佐橋佳幸、柴田俊文、松本淳、山根栄子、伊東暁
佐橋佳幸(ギター)、柴田俊文(キーボード)、松本淳(ドラムス)、山根栄子(ヴォーカル)、伊東暁(キーボード、シンセベース)のメンバーで1983年、EPICレーベルよりデビュー。翌84年に2ndアルバムを制作するものの、リリースを前に突如解散。その後佐橋、柴田、松本はセッション・ミュージシャンとして現在も最前線で活躍し、この40年間のJ-POPの歴史を築いたと言っても過言ではないキャリアを積んでいる。
本作は1983年9月21日にリリースされた1stアルバム『UGUISS』、そして幻に終わった2ndアルバム『Presentation』の2作をカップリングした2枚組。『Presentation』についてはこれまでリリースされてきたCDとは異なり、最初に予定されていた曲順どおりに収録されている。大ヒットには恵まれなかったものの、その後のキャリアを見てもわかるとおり、類まれな実力を備えたメンバーが揃っているだけに、どちらのアルバムも甲乙つけがたい高いクオリティを誇る。時代を経て今こそ再評価されるべきUGUISS唯一無二のサウンドを、ぜひアナログ盤で体感してほしい。
UGUISS (1983-1984) ~40th Anniversary Vinyl Edition~
2024年4月24日(水)発売
品番:MHJL-320~21
価格:¥5,940(税抜価格¥5,400)
完全生産限定盤
アナログLP 2枚組
1983年デビュー当時に作成されたライブチラシ(3部)
プロモーション用パンフレット
ライナーノーツ&歌詞ブックレット(8ページ)封入
ライナーノーツ:天辰保文
カッティング:Warner Music Mastering
SMS静岡工場プレス
※特設サイトURL https://www.110107.com/UGUISS_40th
※商品予約購入URL https://lgp.lnk.to/F8Qg5v
※商品予約購入QRコード
【収録曲】
DISC-1『UGUISS』
(1983/9/21)
Side-A
1. How Are You Doing?
2. Sweet Revenge
3. Burnin’ City Lights
4. I Wanna Be A Superstar
5. Lookin’ For Love
Side-B
1. Change
2. Cause Of Life (夢を抱きしめて)
3. Love Can Be With You
4. Ball & Chain
DISC-2『Presentation』
(1984 Recording / Unreleased)
Side-C
1. 気ままなプレゼンテーション
2. 哀しみのフライディ・ナイト
3. LOOK AT YOURSELF
4. LUNCH BREAK
5. BAD LOVE
6. DEAR LITTLE BOY
Side-D
1. TURN UP YOUR RADIO
2. 夏の終る日 (Before It’s Too Late)
3. FUTURE
4. クリスティン
5. Songbird
“夢を抱きしめて”
~UGUISS40周年に寄せてのコメント
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70年代後半から80年代にかけて、
高校時代からの同世代の仲間たちと、
自分たちの表現を実現すべく、
切磋琢磨して作り上げた、思い出深く且つ愛おしい作品群を、
40年という時を経て、こうしてお届けすることができ感無量です。
当時尽力いただいたスタッフ及び関係者の方々はもちろん、
EPIC・ソニーのファウンダーでいらっしゃる
丸山茂雄さんとの邂逅がなければ、
未だに現役で音楽業界で活動している僕らは存在しない・とも。
この場をお借りして謝辞を。
ちなみに、今回のC-D面に収録された幻の2ndアルバム録音後に
(当時リリースされるはずだった曲順通りに収めました)
諸事情により解散を決めた僕らに、
「解散するバンドのアルバムのリリースは意味がない」と
一蹴して“お蔵入り”を決めたのも丸山さんでした。
しかしながら&反面、ヒット曲もなかった僕らの当時の音源を、
キチンと保管してくださったことが本作品のリリースに繋がりました。
本作品の発掘に尽力いただいたソニー関係者の皆さんには
重ね重ね感謝いたします。
80年代前半、テクノ&ニューウェーブ主流の音楽界、
しかもバブル黎明期に、
時代錯誤ともいえる音楽を引っ提げてデビューした僕らを
応援してくださった皆さんに、
少しでも恩返しができればうれしい限りです。
併せて、若い世代の皆さんにも
”当時売れなかったらしいけど、こんなバンドがいたんだね”と、
僕らの作品を楽しんでいただけることを願って!
手前味噌ですが…
楽曲と演奏は素晴らしいですので(^^)
P.S.
栄子, フクさんへ・ありがとう&安らかに。
2024年春 佐橋佳幸
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このアルバムを手に取って聞いてくださる皆さんに
ありがとうです
40年前の僕らはほとんど毎日一緒でした
自分たちで仮払いの書類を書いて
DMを作って郵便局に出しに行って
それからリハーサルをたくさんたくさんやって
(合宿もよくやりました)
楽器車を運転して楽器をセッティングして
ライブをやって片付けてそのまま次の街へ
すごい楽しかった その勢いで1stアルバムを作り
また楽器車で南は熊本 北は札幌まで行った
でも売れなかった そしてどうやったら売れるか
悩んだ 悩みながら作ったのが2ndアルバム
結局完成直後に解散が決まったのでお蔵入りに
CD復刻シリーズでようやく日の目を見たのは10年後
CD発売に合わせてライブをやった
ライブの終わりあたりで淳が言った 10年後またやろう
20年後は出来なかったけど
30年後はアニバーサリーCD発売とツアー(フィーチャリングMISATOとして)
40年後はアナログ発売 しかも1stと2ndの2枚組
2ndはアナログ盤は初!なんと幸せなことか
このアルバムの制作に関わったすべてに皆さんに
ありがとうです
山根栄子に感謝を込めて
2024年2月 柴田俊文
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佐橋の家に遊びに行くとドゥービーのキャプテンアンドミーのアルバムが流れていた。
オーリアンズっていうカッコいいバンドがあるよ、ジョンホールのギターが最高なんだ、と言ってレコードをかけてくれた。
柴田の家では夜通しフランクザッパやプログレのレコードを聴いた。
コタツの上にコルグのモノシンセを置いてジェネシスのインザケイジの間奏のソロを完コピで弾いて聴かせてくれた。
伊東あっちゃんの家の壁には見たことないポリスの初期シングル盤5枚セットが飾ってあった。
ロンドン帰りの友達のお土産だとか。
僕をそっちのけでアランパーソンズプロジェクトのレコードに合わせてローズピアノをずっと弾いていた。
栄子は姉の麻衣ちゃんと一緒に住んでいた。
お洒落な部屋の床には、たくさんの女性ボーカルのレコードが置かれていた。
2人はキッチンでリンダロンシュタットのイッツソーイージーを楽しそうにハモっていた。
僕は栄子にパットベネターのレコードを貸した。
代わりに栄子のパティスミスのレコードを借りて帰った。
そんな仲間と一緒に音楽を創り続けた。
人前で音を出し続けた。
僕達のバンドUGUISSの1stアルバム、そして当時お蔵入りとなった2ndアルバムが2枚組のレコードとなって甦える。
僕らの音楽が今再び皆様の心に届きますように。
松本淳
引用元:PR TIMES