【調査結果】外部のプロ活用経験のある企業の8割は仲介サービスを利用、DXや戦略立案が人気のテーマに

プレスリリース要約

企業の外部プロ活用に関する調査結果は、年間2回以上外部プロを活用する企業が約7割で、要求水準が上昇していることが分かりました。8割以上の企業が仲介サービスを利用し、DXが最も人気のテーマであることも明らかになりました。また、費用感へのギャップが小さくなる中、情報セキュリティへの懸念が急上昇しています。この調査は2023年12月に行われ、外部プロ活用に関する様々な洞察が提供されました。
■調査結果概要

  • 約7割が年間2回以上外部のプロを活用し、10回以上活用している割合も昨年から増加
  • 専門知識を中心に12の項目で企業からプロへの要求水準が上昇
  • 外部のプロ活用経験のある企業の8割は仲介サービスを利用、最も人気のテーマはDX
  • 費用感へのギャップが小さくなる中、情報セキュリティへの懸念が10ポイント以上急上昇

■調査結果

<外部のプロに年間で依頼した回数>

約7割が年間2回以上外部のプロを活用し、10回以上活用している割合も昨年から増加

2022年から大きな変動はないものの、依然として年間で複数回以上外部のプロを利用する企業は69.6%であり、大多数を占めています。回答者の中で「10回以上」と回答した割合も6.3%から9.3%へと増加しました。また、「毎年依頼するわけではないので分からない」と答えた割合も2022年に比べ2.3%減少しており、外部のプロの利用が定着しつつある兆候が見られます。

<外部のプロ活用時に重視する点>

専門知識を中心に12の項目で企業からプロへの要求水準が上昇

2022年同様、企業が外部のプロを活用する際に最も重視しているのは「専門知識」で、非常に重視するという回答が42.3%を占めました。この項目は2022年から10ポイントもスコアを伸ばし、ますます期待が高まっているようです。専門知識以外にも、12の項目で「とても重視している」スコアが2022年比で5ポイント以上上昇しており、企業の外部のプロに対する期待、要求水準が以前よりも高まっていることが示唆されます。

2019年8月の調査開始からの経年変化では、2021年の設問追加により「専門性」「信頼性」「対応力」が要求されるようになりました。一方「タスク管理能力」は非常に重視する割合に変動はないものの、唯一全体的な重視度が2分の1まで急激に低下しています。

<業務別フリーランス・副業人材サービス利用経験>

外部のプロ活用経験のある企業の8割は仲介サービスを利用、最も人気のテーマはDX

過去5年間に特定の業務を外部のプロに依頼した回答者の中で、フリーランス・副業人材サービス未利用者は全体の15.7%にとどまりました(昨年度の16.7%から微減)。この結果から、外部のプロを利用経験がある企業の8割以上が、フリーランス・副業人材サービスを利用したことが明らかになりました。昨年同様に、企業のフリーランス・副業活用において、仲介サービスが果たす役割は大きいと言えます。

最も多かった業務は、2022年同様「DX」で、21.3%の回答者がフリーランス・副業人材サービスを経由して依頼経験がありました。次いで「採用/人材育成(20.7%)」「人事戦略(20.0%)」が高く、ファイナンス/財務戦略、サステナビリティ経営/ESG対応がこれに続きます。全体的な回答傾向と比較すると、過去5年間の依頼内容は「DX(52.6%)」「採用/人材育成(50.7%)」「広報/PR(47.6%)」が上位3位で、システム開発、経理/財務が続いています。これから企業がフリーランス・副業人材サービスを活用する際には、DXや人事戦略など、経営戦略への理解が求められる職種でプロを探す際に活用されていると考えられます。

<今まで外部のプロに依頼してこなかった理由>

費用感へのギャップが小さくなる中、情報セキュリティへの懸念が10ポイント以上急上昇

外部への依頼を避ける主な理由は「費用が高そう」であり、最も多くの回答者、約半数の47.8%に選ばれました(2022年と同様)。その次に「プロの知識や能力が期待通りか不安(30.4%)」「情報流出が不安(29.0%)」が挙げられました。一方で「プロの知識や能力」に関しては昨年より5ポイント以上スコアが下がり、外部のプロの実態への解像度が高まっている可能性があります。

2019年8月からの経年変化を見ると「費用が高そう」は1位を保ちつつもここ2年で10%近く低下しています。特に目立つ上昇は「情報流出」で、昨年から10.9ポイント上昇し、セキュリティへの不安が外部のプロの利用を抑制している可能性が高まっています。また今回は「採用で間に合う」という回答がわずか1.4%となり、採用と外部のプロのニーズが明確に区別されるようになった可能性も考えられます。

■「法人のプロ人材活用実態調査」調査概要

調査期間:2023年12月5日(火)〜12月7日(木)

調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)

調査対象:外部のプロ(個人)または専門企業/専門業者に、5年以内に特定の業務(※)を依頼またはアドバイスを求めた/求めることがある会社員

有効回答数:300名(スクリーニング調査:5,054サンプル)

調査主体:株式会社サーキュレーション

今回の調査の詳細結果は近日中に公開する予定です。


(※)中期経営計画策定/組織戦略策定/DX/サステナビリティ経営/ESG対応/M&A/業務資本提携/CVC ファイナンス/財務戦略/新規事業開発・事業開発/人事戦略/採用/人材育成 人事制度設計/労務/広報/PR/コーポレートブランディング/マーケティング戦略/OMO/SEO対策/Webマーケティング/SNSマーケティング 代理店マネジメント/CRM/広告運用/データアナリティクス/ビッグデータ解析/機械学習/AI活用/営業戦略立案/営業組織マネジメント/インサイドセールス/カスタマーサクセス/新規販路開拓(人脈営業/トップダウン営業)/海外進出/EC/開発組織マネジメント/開発ディレクション/PM/システム開発/フロントエンド(エンジニア)/バックエンド/インフラ(エンジニア)/UI/UX設計/デザイナー/業務改善/BPR/生産管理/物流/工場運営/ファクトリーオートメーション/経理/財務/IR/株主対応/経営管理(内部監査・法務・コンプライアンス)/経営企画/事業企画/その他コンサル/アドバイザリー

プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に進めていくことで、社内のリソースだけでは解決できなかった経営課題を解決することが可能となります。サーキュレーションは、今後も外部のプロ人材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担っていきます。

【企業概要】

会社名  株式会社サーキュレーション

公式HP https://circu.co.jp/

代表者  代表取締役社長 福田 悠

設立   2014年1月6日

所在地  東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro

「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。

23,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は4,716社/16,289プロジェクトを数えます。(2023年10月末時点)


【プレスリリースに関するお問合せ先】

株式会社サーキュレーション 広報

TEL: 03-6256-0467

FAX: 03-6256-0476

Email: [email protected]

引用元:PR TIMES

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