世界遺産 仁和寺で、『ママと呼べない君と 自閉症の息子「えぬくん」との、もうアカン!けどしあわせな日常』著者を招いたトークイベントやサイン会、お寺を舞台にロケーションフォトも。
プレスリリース要約
- 「お寺へおでかけプロジェクト2023」概要
【日 時】2024年3月16日(土)12:00~16:00
12:00より受付、第一部:13:00~14:30、第二部:14:30~16:00予定
【対 象】計40名程度 ※募集は終了しています
・病気や障害がある方とそのご家族(疾患や診断の有無は問いません)
・本テーマに興味をお持ちの一般の方
【場 所】総本山仁和寺(〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33)
【費 用】大人1,000円、子ども無料
※第二部の撮影を希望する方は、追加で3,000円/組 お支払いいただきます
【内 容】
<第一部>
・トークイベント「自閉症の息子「えぬくん」との、もうアカン!けどたのしいおでかけ」
・集合写真とお見送りタイム(兼サイン会)
<第二部>
・フォトスポットに移動して写真撮影(5組)
【主催】
東京おでかけプロジェクト
協力:総本山仁和寺、クリエイツかもがわ
助成:令和5年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
「お寺へおでかけプロジェクト2022」イベント開催時の様子(ゲスト:金澤翔子氏)
- 取り組みの背景
世界で1番赤ちゃんが安全に生まれる国、日本。
(※ユニセフ報告書『Every Child ALIVE』より)
でも、医療技術の進歩によって救える命が増えると同時に、医療的ケアを日常的に必要とする「医療的ケア児」と呼ばれる子ども達や、病気や障害のある子どもが日本では増えています。
「呼吸器などの医療機器が必要だと、アラーム音が鳴ったり周りの目が気になっておでかけしづらい。」
そんな子どもの現状とともに、ご家族も24時間365日、休む間もなく自宅や病院でケアに追われ、十分な睡眠をとることができなかったり、キャリアを諦めているという現状があります。
東京おでかけプロジェクトでは、「病気や障害がある方とそのご家族がおでかけするきっかけをどんどんつくっていきたい」という想いから、「お寺へおでかけプロジェクト2023」を開催します。
今回のイベントでは、「だれもが同じ時間を同じ場所で過ごすこと」を大切にしており、2022年は書家の金澤翔子さんをお招きしました。
■引用
※ユニセフ報告書『Every Child ALIVE』(https://www.unicef.or.jp/news/20
- 企画について
「お寺へおでかけプロジェクトin仁和寺」は「だれもが同じ時間を同じ場所で過ごすこと」を大切にしており、2022年は書家の金澤翔子さんをお招きしました。
■前回のイベントレポート
https://note.com/tokyoodekakepj/n/n31e09a71ebaf
今回は自閉症と知的障害があるお子さん「えぬくん」との日常を 「たのしく、あかるく、おもしろく」、Youtubeなどで発信されている「えぬくんママ」と「えぬくん」をゲストにお迎えして、トークイベントを開催します。
■えぬくんチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCo9DVOXt3scEEqFN6_U5ZbQ
また、ふだんはご家族や大切な方と写真を撮ることが難しいと感じておられる希望者を対象に、雑誌VERY「家族のコトバ」やCLASSYなどで活躍しているフォトグラファーの吉澤氏も駆けつけ、イベント後、希望者を対象に写真撮影会を行います。
日頃から病気や障害があるお子さんとのおでかけイベントに協力してくれている、おもちゃコンサルタントや学生ボランティア、そして仁和寺の僧侶も皆さんをお迎えし、トークイベント中は、会場後方でお子さん達と遊ぶこともできる環境を整えています。
単身で、あるいはご家族やご友人と参加いただき、春めく広大な世界遺産 仁和寺をお楽しみください。
- 東京おでかけプロジェクト 代表 中嶋弓子コメント
病気や障害がある方やそのご家族と一緒におでかけしてみて、見慣れない医療機器を付けていたり、そのアラーム音が鳴ると「人にじろじろ見られている気がして、おでかけが億劫になる」というご家族の気持ちがよくわかりました。
いつ発作が起こるかわからないお子さんや、突然声を発してしまうお子さんとのおでかけは、ご家族も気を張った状態だと思いますが、仁和寺の僧侶の皆さんやおもちゃコンサルタント、学生サポーターたちと、ご家族が安心しておでかけできるようこのイベントを企画しました。
このイベントが、新しい人との出逢いの場になったら、家族で楽しい思い出をどんどんつくる1歩目になったら、街の人たちの目が変わっていくきっかけになったら、嬉しく思います。
- 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺 よりメッセージ
仁和 44(888) 年、第59代宇多天皇によって開創された仁和寺は、天皇の御入室以後100年の間、明治の純仁法親王まで皇子、皇孫が仁和寺の門跡を務められました。そのため、御室御所と呼ばれるようになり、門跡寺院の筆頭格として現在まで法灯を守り続けてきました。
宇多天皇以降、皇族が歴代門跡に就任することによって、歴史上の人物、朝廷、文化人と緊密な関係を築き上げ、特に平安時代の頃には、鎮護国家の道場としてだけでなく、貴族や有名歌人が集い、和歌会が度々開催されるなど、仁和寺文化と言われるまでの一大サロンを形成するに至っておりました。 『大鏡』『平家物語』『栄華物語』などの有名な古典文学には、そのように密教を伝えるだけでなく、文芸、絵画、建築等、文化を発信する場としての御室御所の姿が描かれております。
「同じ時間、同じ場所で今回のイベントをきっかけに、なかなかおでかけが難しいお子さんやご家族にとって、仁和寺がみなさんのおでかけする選択肢の1つになれたらと思います。まだ少し肌寒い日も残る3月ですが、樹木が広がる優美な空間で春の芽吹きを感じながら、自由にのびのびと1日をお過ごしください。
- 応募方法
今回の応募はすでに締め切っておりますが、今後のイベントのお知らせなどは東京おでかけプロジェクトのホームページもしくはInstagramからご覧ください。
※お子さまの年齢や、手帳・診断の有無は問いませんが、応募理由を記載いただきます。
ホームページ:https://tokyoodekakeproject.com/
Instagram :https://www.instagram.com/tokyo_odekake_project/
東京おでかけプロジェクト概要
団体名:東京おでかけプロジェクト
代表者:中嶋弓子
事業内容:
「はじめてのおでかけ」が、スペシャルニーズを必要とする方たち、そしてその家族、大切な方の新しい未来をつくるきっかけになることを目指し、活動しています。
「どんどん”行きたい場所”へおでかけしよう。街の人の目を変えていこう!」を合言葉に、病気や障害がある子どもや大人、その家族、大切な方が「おでかけしたい!」と思う場所を貸し切り、「家族のはじめてのおでかけ体験」「親が”自分”に戻る週末」を提供しています。
【お問い合わせ先】
東京おでかけプロジェクト 中嶋弓子
メール:[email protected]
引用元:PR TIMES