初開催 「日経クロストレンドBtoBマーケティング大賞」審査委員長に代表の庭山が就任
プレスリリース要約
日本のB2B企業が欧米に勝てない理由
バブル崩壊以来30年で国際競争力が弱くなった日本企業ですが、未だに製品開発力や生産技術、メンテナンスサービス、そして営業部門の質は世界トップクラスと言えます。しかし、既存顧客向けに開発した新製品でも、相手が大企業になれば今までとは違う事業所や部署に改めて案件交渉をする必要があり、新規営業と同じ工数がかかります。既に入り込んだ競合を覆すにはB2Bならではのマーケティングが必要となるのです。日本のB2Bマーケティングは2000年頃にマーケティング・オートメーション(MA)が欧米で普及し始めたのに対し、2014年頃にようやく考え方やシステムが入ってきたという状況から依然差は縮まらず、欧米に比べて15年も遅れています。日本経済の弱体化から脱却し、日本企業が世界で発展を遂げるためには今後B2B企業が全社を挙げてマーケティングに取り組む必要があります。
「日経クロストレンド BtoBマーケティング」大賞を通し、発展に貢献
これまでシンフォニーマーケティングでは35年間、600社の優れた技術やサービスを持った企業をサポートして参りました。今回初めて日経クロストレンドが主催する「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞」が新設され、代表の庭山が審査委員長に就任致しました。顧客理解を深め、市場創造をしていくというマーケティング活動に取り組み、成果を出された企業事例を表彰することで前例を広くB2B企業に共有し、日本経済の発展に貢献して参ります。
弊社代表 庭山一郎のコメント
今回、これまでになかったB2Bならではの取り組みを評価する初のアワードを開催するにあたり、審査委員長という大役を拝命し、大変光栄に思っております。新設にあたり、B2Bマーケティングを成功させる為に必要な「ストラテジー(戦略)」「プロセス改革」「マーケティングテクノロジー」「コンテンツ」「ピープル(人材と組織)」という5つのファクター毎に部門を分け、審査を行うという企画段階より協力させていただきました。私が40年間飽きることなく取り組んできたB2Bマーケティングの優れた実例との出会いを今から楽しみにしています。
「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞」概要
消費者や生活者向けの一般消費財マーケティング(コンシューマー・マーケティング)ではなく、産業財や生産財、ITやサービスに至るまで、法人向け商材を展開しているBtoB企業のマーケティングに焦点を当て、その取り組みについて表彰します。
■応募方法・条件・資格
詳しくは特設サイトをご確認ください。
■応募期間
・エントリー受付:2024年2月5日(月)~4月18日(木)17:00
■各賞・大賞
①ストラテジー部門
②プロセス改革部門
③マーケティングテクノロジー部門
④コンテンツ部門
⑤ピープル部門(人材と組織)
各部門大賞1社および大賞企業の中から総合大賞を1社選定。
総合大賞は2024年7月に行われるリアルイベント「日経クロストレンドFORUM」にてピッチ形式審査によって決定。
特設サイト:https://info.nikkei.com/nxr/btob2024/
庭山一郎 プロフィール
シンフォニーマーケティング株式会社 代表取締役
中央大学大学院ビジネススクール客員教授
1990年にシンフォニーマーケティング株式会社を設立。1997年よりB2Bにフォーカスした日本初のマーケティングアウトソーシング事業を開始。製造業、IT、建設業、サービス業、流通業など各産業の大手企業を中心に国内・海外向けのマーケティングサービスを提供している。海外のB2Bマーケティングエージェンシーやツールベンダーとの交流も深く、長年にわたって世界最先端のマーケティングを日本に紹介。ライフワークとして、ブナの植林活動など「森の再生」に取り組む。著書に『BtoBマーケティング偏差値UP』『究極のBtoBマーケティング ABM(アカウントベースドマーケティング)』(ともに日経BP)『ノヤン先生のマーケティング学』(翔泳社)などがある。
シンフォニーマーケティングについて
1990年からB2B企業に特化したマーケティングサポートを開始し、35年以上に渡り製造業、IT、卸売業など600社以上のマーケティング活動を支援しています。2022年より「マーケティングオーケストレーション」サービスとして、マーケティングの戦略の選定や組織設計、人材育成、ウェブページ制作やコンテンツ作成など、マーケティングに関連する幅広い支援をワンストップで提供しております。
引用元:PR TIMES