博報堂キースリー、博報堂、スターテイル・ラボ、NTTデータが連携しweb3統合開発プログラムを提供開始

株式会社博報堂キースリー（本社：東京都港区、代表取締役社長：重松 俊範、以下、博報堂キースリー）は、博報堂マーケティングシステムコンサルティング局、Startale Labs Pte. Ltd. (本社：シンガポール 代表取締役CEO：渡辺 創太、以下スターテイル・ラボ) 、株式会社NTTデータ（以下、NTTデータ）と共同で、企業のweb3開発を支援するプログラム「web3 Sherpa(ウェブスリーシェルパ)」を提供致します。

■web3開発の現状とプログラム提供背景

世界のweb3市場を見るとスタートアップを中心に、様々なサービス・プロダクトが生まれてきており、海外大手企業の中でもweb3技術を使ったアプリケーションを提供するプレイヤーが出てきている状況です。しかし、日本ではまだまだweb3技術を活用した開発プロジェクトは少なく、その要因としてエンジニア不足と開発ツールの複雑さ、また企業の課題と紐づける戦略構想の欠落が原因として挙げられます。その課題を解決すべく、web3プロジェクト設計推進に長けた博報堂キースリー、企業のシステム構築運用に長けた博報堂のマーケティングシステムコンサルティング局、web3開発ナレッジ・ソリューションを保有するスターテイル・ラボ、web3事業における事業コンサルから技術支援、サービス開発までを広く手掛けるNTTデータが連携し、開発支援プログラムを提供する運びとなりました。

■「web3 Sherpa(ウェブスリーシェルパ)」について

web3開発支援プログラム「web3 Sherpa」は、企業様のweb3開発案件を統合的にサポートし、プロジェクトの戦略構想からPoCの実施、サービス実装・運用まで伴走支援致します。

本プログラムでは、web3プロジェクトで一番最初の課題になる戦略構想策定から、開発実装まで一気通貫した支援が可能です。また開発領域においては、Astar Networkで培ってきたスターテイル・ラボの技術力や、web3事業のコンサルティングから開発経験までを豊富に有するNTTデータの推進力を生かしたサポートが提供できます。

本プログラムの提供に際して、博報堂キースリー及び博報堂マーケティングシステムコンサルティング局がプロジェクト全体のマネジメントを担い、NTTデータが技術面からその戦略構想～サービス実装及び運用までを支援します。企業にとって、重要な戦略構想・企画部分については、博報堂グループの生活者発想＆クリエイティビティを生かした、生活者にとって価値のあるサービス・プロダクトの創造を目指します。また、本プログラムを導入頂いた企業様には、スターテイル・ラボが開発中のグローバルなweb3インフラツール「Startale Cloud」の優先使用権を提供致します。

■Startale Cloudについて
このStartale Web3 Serviceでは、ウォレットアプリやレイヤー1ブロックチェーン、そのノードなど、ブロックチェーン構成要素を垂直統合型に全て提供する予定で、Web3に携わる開発者・企業がWeb3サービスの開発を容易にします。まず第一弾として、Polygonと連携したAstar zkEVMのNode Serviceを提供していきます。今後、随時機能拡張していく予定で、本プログラム利用企業はこのStartale Cloudの機能やサービスなどを優先的に使うことが可能で、開発実装においても常に新しい技術を活用することができます。
サービスURL: https://sws.startale.com/

■「web3 Sherpa ( ウェブスリーシェルパ ) 」採用検討企業様の募集
本プログラムを利用したい企業様を募集しております。ご興味ある企業のご担当者様は、案件の概要を [email protected] までお送りいただけますと幸いです。尚、同時期に推進出来るプロジェクト数には限りがありますので、決定優先であることをご了承ください。

■スターテイル・ラボについて
スターテイル・ラボはAstar FoundationやWeb3 Foundation、その他のプロジェクトや大企業との協業を通して、マルチチェーン対応のアプリケーションやインフラを開発するweb3テック企業です。また、これまでAstar Networkで培ってきた実績や繋がりを元に研究開発やインキュベーションを行っていきます。加えて、日本にも子会社である Startale Labs Japanを設立し、日本発パブリックブロックチェーンという強みを活かして日本でのweb3事業開発と事業コンサルティングを展開していきます。
公式サイト：https://startale.org/ja

■NTTデータについて
NTTデータは、豊かで調和のとれた社会づくりをめざし、世界50ヵ国以上でITサービスを提供しています。

NTTデータは2022年度にバチカン教皇庁図書館と協力し、デジタルコンテンツとNFTを組み合わせたファンコミュニティ形成支援プロジェクト「バチカン図書館×Web3支援プロジェクト」を実施した他、Web3技術を用いた様々な取組を様々な業界のお客様と国内外で展開しています。また、現在、同社はこれらで培った知見を元にWeb3事業に関する企画立案～実装までを担うコンサルティングサービスを提供しています。

「バチカン図書館×Web3支援プロジェクト」の展開について | NTTデータグループ – NTT DATA GROUP

​■博報堂マーケティングシステムコンサルティング局について
企業活動のデジタル化に必要な事業戦略を描き、データ基盤の構築／マーケティングシステムの設計開発／それらの上で実現させる体験価値の設計開発／集客やグロースまで一貫して行い全体最適化します。Web3の専門家も在籍し、最先端テクノロジーへの知見をベースに、実効力のある戦略やシステム構築だけでなく、心揺さぶるデザインやクリエイティビティを融合したプロダクト開発も可能な専門組織です。

■博報堂キースリーについて
博報堂キースリーは、株式会社博報堂とAstar Network開発の知見を活かしコンサルティングや開発サポートを行うStartale Labs JapanのCEO渡辺創太氏が共に2022年12月に設立したweb3事業プロデュース企業です。「生活者発想」と「クリエイティビティ」で世界初のweb3サービスを生み出すことを目指し、パートナー企業と共により多くの生活者がweb3に参加できる社会の実現に貢献してまいります。
公式サイト：https://key3.co.jp/ 
X（旧Twitter）：https://twitter.com/H_KEY3