“シブヤフォント”との協業やサステナブルなモノづくりに注力 2度目の『新作デザインデータ発表会』の審査員務める “進化しつつもあえて未完成”に共感し作品を選出 12月3日
プレスリリース要約
- サステナブルな取組みが評価され、シブヤフォント新作デザインデータ発表会に審査員として2度目の参加
『シブヤフォント新作デザインデータ発表会2023』は、渋谷区(区長:長谷部健)と一般社団法人シブヤフォント(共同代表:磯村歩、古戸勉)による、新作デザインデータの発表会です。
シブヤフォントとは、渋谷区内で暮らし働く障がいのある人たちが描いた文字や絵をもとに、専門学校桑沢デザイン研究所の学生が彼らと協働しながらフォントやパターンを作り出すソーシャルアクションです。制作されたデータは渋谷区公認のパブリックデータとして、さまざまなモノ・コトへの活用を広げています。また障がい者の工賃向上を目的として売り上げの一部を障がい者支援事業所に還元しています。
当社は、このシブヤフォントの取り組みに賛同し、シブヤフォントのデザインを活かしたノベルティや販促品、記念品を企業に提案し、シブヤフォントの普及に積極的に取り組んでいます。2022年4月に「シブヤフォント」を使ったノベルティ製作の紹介をメルマガで配信したところ、すぐに美容業界の大手企業から反響があり、シブヤフォントデザインを使用した製品を初受注し、2万個のステンレスボトルと2万枚のあずま袋を納品しました。また、今年に入って同企業から2万6千個のスクエアポーチと2万個のシリコンコップの注文をいただきました。この活動が評価され、12月3日(日)に開催された『シブヤフォント新作デザインデータ発表会2023』のゲスト審査を依頼され、当社開発部社員が2022年に引き続き2度目の審査員を務めました。
発表会では1つの障がい者支援事業所とデザイン研究所の学生2人からなる11チームがそれぞれ制作の過程やデザインのコンセプト、パターンとフォントを使った商品提案などのプレゼンテーションを行いました。11社の企業・団体がゲスト審査員を務め、各企業それぞれ1チームを自社賞に選出しました。
全ての作品にストーリーと想いが詰まっていて素晴らしものでしたが、その中でも当社が一番共感を覚えたのは「個性の尊重と伸長」をテーマにした、特定非営利活動法人 あさのはネットワーク「ワークささはた」の作品でした。
「ワークささはた」は、障がいのある方の社会参加、自己実現、一人ひとりの特性に沿った自立のための支援を行っている障がい者支援事業所です(http://worksasahata.com/)。「ワークささはた」の作品の特長は、障害のある方が生み出した形の面白さや活発な色彩感覚を存分に活かし、学生たちの工夫によってストーリー性のあるデザインに仕上がっていた点でした。特に、“進化しつつもあえて未完成”をイメージにした作品「未完成の渋谷」は、当社の事業展開と重なることにあります。渋谷は変化と成長を続ける地域として知られており、当社もまた、新しいビジネスの取り組みや社会貢献によって、常に進化を遂げている企業です。このように、両者は“進化”という共通のテーマで繋がっており、こちらの作品を「ユニファースト賞」に選出しました。
審査員を務めた開発部社員は、「この一つの作品からすごい可能性を感じて、渋谷で誕生したシブヤフォントがこれからどんどん発展していくかな、渋谷はどんな町になるかなとワクワクさせてもらった」と感想を述べました。
2022年に続き2023年の「ユニファースト賞」にも「ワークささはた」の作品を選出しました。副賞として贈呈したステンレスボトルは偶々「ワークささはた」のデザインが採用されていました。司会者からは「すごい偶然が重なった」との驚きの声があがっていました。
- “進化しつつもあえて未完成”を追求、顧客ニーズの変化に応えるサステナブルな商品を提供
当社は1981年設立から42年以上、企業向けに販促グッズやノベルティの提案・製造をワンストップで提供し、これまで延べ4万件以上のノベルティを手がけてきました。昨今、SDGsに対する社会の関心が高まり、投資家は企業のサステナビリティを意識し、ESG(環境・社会・ガバナンス)の要素を考慮した投資判断が広まっています。また課題解決に取り組む事業者を選んで消費活動をおこなう「エシカル消費」も増加傾向にあり、企業には急速な脱炭素経営への対応が迫られています。SDGsやサステナブルな社会の実現に積極的に取り組む当社では、「新しい価値をもつ商品を創造する」をミッションに掲げて、オリジナルエコグッズの制作を強化しています。これまではレジ袋有料化に向けた『レジカゴで使えるエコバッグ』、エコとスポーツを融合した応援グッズの新定番『着られるエコバッグ』を開発し、SDGsに貢献することを目指しています。
当社の従来製品は、家庭や事業所から回収したリサイクルプラスチックから作成した再生素材(PET)での作成は可能でしたが、2022年の夏に米国UNIFI社の存在を知り、UNIFI社が開発したリサイクル繊維ブランド「REPREVE® Our Ocean」の採用に至りました。「REPREVE® Our Ocean」繊維はプラスチックのリサイクルシステムが整っていない中国・東南アジア沿岸地域(海岸50km以内)で廃棄されたペットボトルを回収・洗浄・加工して作られていて、正に“海洋プラゴミ”削減に貢献できるサステナブルな素材です。
当社はより多くの企業が環境配慮素材を使用した製品を導入することによって、SDGsへの貢献をアピールできると同時に、オリジナリティを兼ね備えた新たな企業ブランディングが可能になると考えております。“海洋プラゴミ”削減の意識向上を目指し、2023年の1月に開催された化粧品マーケティングEXPOには『海洋ゴミからつくったエコバッグ』を、2023年6月に開催されたスポーツビジネス産業展には『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』を展示しました。また、2024年1月17日(水)~19日(金)開催の第3回化粧品マーケティングEXPOには『海洋ゴミからつくったポーチ』を展示する予定です。
「今までにない新しい価値をもつ商品を創造し、世界中のあらゆる人々に、“つくりたい”を形にする喜び、幸せ、満足を提供する」を経営ミッションに掲げる当社は、売上拡大で終わりではなく、「アイデアをつくり続ける」を軸にし、常に新しいことにチャレンジし続けます。“未完成”だからこそ成長の余地があります。
当社は『シブヤフォント新作デザインデータ発表会』への参加を契機に、今後「シブヤフォント」とリサイクル素材を掛け合わせたモノづくりにも積極的に展開していきます。事業活動を通じて環境問題や社会問題の解決に貢献の一翼を担っていきます。
2023年8月からは、公式YouTubeチャンネルをリニューアル。『着られるエコバッグ』を含め、写真では伝わりにくい当社開発製品を動画で紹介しています。
- ユニファースト株式会社について
”つくりたい”を形にする会社、”つくる”を通して社会に貢献する会社
1981年設立。「今までにない新しい価値をもつ商品を創造し、世界中のあらゆる人々に、“つくりたい”を形にする喜び、幸せ、満足を提供する」「独自の企業活動を通じて、社会と調和ある発展を目指す」を経営ミッションに掲げ、独自の企画力や生産体制により高品質なモノづくりを提供。バッグ、ポーチ、ぬいぐるみの分野では業界のパイオニア的な存在に。2019年からは、モノづくりの知識を存分に活かした自社バッグブランド「svalen」を発売。同年からは環境に配慮したモノづくりにも注力し、SDGsに関心を持つ企業向けの商品開発体制を強化した。日本、中国、ベトナムを生産拠点に、国内各業界のグッズOEMを手掛けている。
会社名:ユニファースト株式会社
代表者:代表取締役社長 橋本 敦
所在地:東京都台東区浅草橋3-4-3 ユニファーストビル
TEL:03-3865-5031
設立日:1981年2月13日
資本金:9,800万円
URL:https://www.unifast.co.jp/
事業内容:各種バッグ、各種ポーチ、販売促進グッズ、ぬいぐるみ、ユニフォーム、エコロジー、商品企画、製造及び輸入
引用元:PR TIMES