AF性能をさらに進化させ、映像表現の自由度を上げる ニコンZシリーズ用ファームウェアを2種同時公開

株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:北端秀行、東京都港区)は、「ニコン Z マウントシステム」のパフォーマンスをさらに高めるフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコンZ 7」「ニコンZ 6」のアップデート用「ファームウェア Ver.3.00」およびAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコンZ 50」のアップデート用「ファームウェア Ver.1.10」を公開しました。

「ファームウェア Ver.3.00」をZ 7、Z 6に適用することで、人物の顔・瞳認識に加え、新たに犬と猫の顔・瞳を認識しピントを合わせる「動物AF」を搭載します。「動物AF」を使用することでフォーカスポイントの操作に気を取られることなく、動物とのコミュニケーションや構図に集中でき、狙った写真を撮ることが可能です。また、ターゲット追尾の動作が、デジタル一眼レフカメラの[3D-トラッキング]に似た操作感に変更され、さらに使い勝手が向上する他、メモリーカード「CFexpress」※の対応ブランド数が増加します。

Z 50用「ファームウェア Ver.1.10」では、動画の自分撮りモード時のAFモードを改善。常に顔にピントを合わせ続けたいというユーザーの希望に応えました。

ニコンでは、今後も変化するユーザーニーズに柔軟に対応し、お客さまの創作意欲を刺激する映像体験を提供し続けます。
※ CFexpressはCFA(CompactFlash Association)の商標です。

ファームウェアアップデートで向上する機能

Z 7、Z 6用「ファームウェアVer.3.00」

1. 犬や猫の顔や瞳に自動的にピントが合う「動物AF」
動物AFが新たに追加され、顔認識AFと瞳AFの機能が犬と猫にも対応します。複数の動物の顔認識・瞳認識を行っている場合は、左右のセレクタを使用することにより任意の顔・瞳が選択可能です。動画撮影時には「顔認識」のみ動作します。

2. ターゲット追尾AFの使い勝手向上
静止画モードでフォーカスモードをAF-Cに設定している場合、ターゲット追尾の動作が、デジタル一眼レフカメラの[3D-トラッキング]に似た操作感になります。シャッターボタンを半押ししている間、またはAF-ONボタンを押している間は追尾を行い、ボタンから指を放すと追尾を終了します。また追尾終了後はフォーカスポイントが追尾を開始する前の位置に戻るように改善しています。
さらに、「オートエリアAF画面」と「ターゲット選択画面」の間の遷移をカスタムボタンでも可能にし、EVFを覗きながらのターゲット追尾への移行や追尾対象となる被写体の切り替えが容易になるよう、使い勝手が向上しています。

3. メモリーカード「CFexpress」対応
Sony製カードに加え、ProGrade製、Lexar製のCFexpress カードTypeBにも対応します。

Z 50用「ファームウェアVer.1.10」

動画の自分撮りモード時の制御仕様変更
動画の自分撮りモード時、AF-S固定となっていたAFモードをAF-F固定に変更。この仕様変更により、動画撮影中に常に顔にピントが合うように改善しました。

※ここで使用している画像は、機能を説明するためのイメージです。

※ 記載されている会社名および製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

■リリース全文は以下URLよりダウンロードください。
https://prtimes.jp/a/?f=d16573-20200218-8630.pdf

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